<試合前コメント>
(前日名古屋では乱闘もあったが?)
昨日に関しては全然ダメ。乱闘って言う結果になったのも、実は自分に対する苛立ちの現れでした。(手の内は)見せないつもりはなかったけど、ただ良いイメージをつかみたかったんで。(つかめなかった?)
はい。うーんそうですね、なんでなんだろうって。良いイメージが持てなかった。前哨戦でも良い感じで締めて、当日。そういうイメージをもっていたんですけど、崩れちゃった感じで。だからきょうの試合は重要ですよ。今日良い動きが出来れば、昨日ダメだったのはチャラにできるから。<試合後コメント>
体の動きは悪くなかったし、何より楽しんで出来た。気持ちは上向きになりましたね。出番こそ少なかったけど、周りもよく見えてたし昨日の分はチャラになったと思う。この気持ちをしっかり維持して、当日を迎えたい。変な話、当日もこれくらい楽しんでやれたらなと。肉体的なものより、精神的な部分が一番大事なんで。(明日(武道館前日)は何をしますか?)
犬の散歩ですかね。ゆっくりリラックスして、当日を迎えたい。あとは”獲るだけ”です。
<KENTAコメント>
(チャンピオンシップまで残り1週間。コンディションは?)
良くも悪くもないですね。でも気持ちは充実してきてる。日に日に集中できてるし、今回のツアーは長いんで立て直す時間もあるし。(アメリカで培った精神切り替え術?)そうですね。それは大きいと思います。
(勝ち方の理想は)
自分のスタンスは曲げない。正面からいって倒す。これだけですね。白黒はっきりつけたいですね。ハンパなものにはしたくないんで。きっちり3つもらいます。
階級うんぬんじゃなくてヘビーというのはウチの象徴なわけであって。その”象徴”を争うところまで俺たちのベルトが上がってきたということ。必然でしょう。
(11月のROH遠征にベルトは?)
持って行きたいですよね。向こうのファンは日本の試合もよく見てるし、ベルトを獲ったらすぐ伝わるはず。次の遠征は今年最後になると思う。今年アメリカには成長させてもらったんで、感謝の気持ちを込めてベルトを持っていってあげたい。
2006年10月18日(水) 18:30~ 愛媛 アイテムえひめ
第5試合 タッグマッチ 30分1本
×橋誠 秋山準 vs KENTA○ 齋藤彰俊
16分42秒 飛びヒザ蹴り→片エビ固め
2006年10月17日(火) 18:30~ 岡山卸センター展示場
第5試合 30分1本
KENTA モハメド ヨネ ○齋藤彰俊 vs アーレス× ナイジェル・マッギネス ダグ・ウイリアムス
18分34秒 スイクルデス→片エビ固め
2006年10月15日(日) 17:00~ 四日市オーストラリア記念館
第5試合 6人タッグマッチ 30分1本
○杉浦貴 佐野巧真 田上明 vs リッキー・マルビン× KENTA 齋藤彰俊
16分12秒 オリンピック予選スラム→片エビ固めなんか続いてますね、アキトシさんとのタッグ・・・
しばらく組むのもいいんじゃないかな~
意外に、”俺たち世代”と組むよりしっくりしてる気がするんですが。
GHCヘビー級選手権試合 調印式
<丸藤コメント>
ベルトを持ってるのは僕ですが、1月に負けてるんで、挑戦するくらいの気持ちです。しっかり結果を残したい。そこら辺のヘタなヘビーより、KENTAのほうがよっぽど強い。彼に勝てばほかのヘビー級選手に勝つのもみえてくる。
(改めてメッセージを)勝つだけなんで、武道館を楽しみにしていてください。<KENTAコメント>
色々と複雑な心境だったこともありましたが、今はもう気持ちは武道館に向いてます。あとはやるだけです。当日へ気持ちはしっかり入ったんで、1月のリベンジはさせずに返り討ちにしたいと思います。
(改めてメッセージを)僕が勝つことにも期待して欲しいし、僕と丸藤さんの試合にも期待してください。
KENTA選手米国遠征のお知らせ
■11月3日(現地時間)ROH主催大会(マサチューセッツ州ブレインツリー)
会 場:Braintree National Guard Armony
対戦カード:KENTA & デイビー・リチャーズ(Davey Richards) vs
Austin Aries(オーステン・エイリース) & Roderick Strong(ロデリック・ストロング)■11月4日(現地時間)ROH主催大会(ペンシルベニア州フィラデルフィア)
会 場:Pennsylvania National Guard Armony
対戦カード:KENTA vs Matt Sydal(マット・サイダル)29日が武道館で3日にはアメリカ?
・・・・・・・・あんまりじゃないか・・・?
今でもこんなにも身体をはらなきゃならないのなら、天下を取らせてあげたいです。
ここまでやって、トップはヘビーじゃないと~、なんて言われるの、許せねえんだよ。
第8試合 GHCタッグ王者決定トーナメント 時間無制限1本
×齋藤彰俊 KENTA vs 佐野巧真 高山善廣○
27分45秒 高角度原爆固め内容は素晴らしかったようですね。。。見たかった。。。
平日なんだからもっと早くカード発表してくれないと(泣)
<高山コメント>
(KENTAと激しくぶつかったが?)
やなんだけどさ、向こうがやってくるからしょうがないね。でも、ああじゃなきゃね。
やっぱりこれからのし上がっていくんだったらさ。彼は1回Jrの頂点極めたけどもっともっと上に行くって気持ちがあるんだったら(ああじゃなきゃ)NOAHがつまんないからね。
でもね、キツイよ。身体ちっちゃいけど、キツイんだ、あいつは。
<KENTAコメント>
(丸藤とのGHC戦について)
発表にもなったし、期待してくれる人もいると思うんで、その期待に応えたいですね。結果が欲しいですよね。
(結果が出せてないという迷いは?)
切り替わってますね。多少前の自分だったら、モチベーションが下がっても下がりっぱなしだったと思うんですけど、アメリカで自分をコントロールする術を身につけたりしたことが生きてますね。自分のコントロールはできてます。
(シングルもタッグも決まり、1つに集中できない部分もある?)
ひとつ終わったら次っていうのはいつもそうなんで、その辺は切り替えがきくんで。(とりあえず今はタッグ?)まあ完全に集中できてるわけじゃないけど、そうですね。
(1回戦の高山&佐野組の佐野は、齋藤KENTAは初。高山とはUインターの頃からの仲だしこっちが有利と)
Uインターの流れとかを出すこと自体、ぶっちゃけ無意味かなと。知らない人もいると思うし。何年前の話をしてんだと。それで気心知れてるならどうぞって感じで。こっちは気心知れてないかもしれないけど、だからこそ面白いと思って組んだわけで。コンビネーションの悪さが逆にコンビネーションを生み出すかもしれない。やってみないと分からないですけど。
(改めて高山・佐野組について)
この4人の中でバリバリ動けるのは自分しかいないと思ってるんで。相手はピークから下降気味の人と、病み上がりの人。もちろん高山さんが復帰したのは凄いことだと心から思うし、俺も待っていた部分はあるけど、対戦相手になったら、さっき言った”病み上がり”っていうのが現実なわけで。そこは違いを見せたいし、ずば抜けていい動きをしないといけない。
(シングル挑戦者としてのステータスを保つのも命題?)
あの4人のなかで埋もれるようじゃ問題外。一番の存在感を放つのは、最低条件じゃないですか。(高山さんの首を手土産に?)そうですね。そうしたいですね。高山さんから取ることができれば、期待も高まるし、自分としても勢いがつく。正面から行って3カウントを狙いたいと思います。
<丸藤コメント>
(ジュニア同士のヘビー級タイトルマッチは、メジャータイトルのベルトの歴史の中でもはじめてだが?)
最近アメリカに行ってたけど、ヘビーで名乗りを上げる人間はいなかった。ベルトに興味がないのか俺に負けるのが怖いのか、俺は後者だと勝手に受け取ってリベンジを果たしたい相手に決めました。まあヘビーの人間はひとまず黙って俺たちの試合をみてろと。
(アメリカ遠征中から挑戦者と?)
1月に負けてからずっとです。焦っていたつもりだけど。でも、彼を倒すのはその辺のヘビーより大変ですよ。後輩だけどね。
(ジュニア同士のタイトルマッチを会社が認めたのは)
それだけ俺たちのクオリティが高いということ。それだけ自信がある。思いっきりヘビーを黙らせてやろうと。
(KENTAはタッグトーナメントにも出場するが?)
忙しいと思う、実に多忙な人間で羨ましいくらい。でもあいつなら、どっちかをないがしろにすることは無いと思う。そんなところを突くつもりはない。
俺たちの今回の試合は、前哨戦で仕掛けあうような次元の低い問題じゃない。別に彼が嫌いなわけじゃないし。彼はどうだかわからないけど(笑) 乱闘もしないし、マイクで言い合ったりもしない。なんなら一緒にメシ食いに行ったりしたっていい。純粋に・・・純粋にどっちが・・・っていうのがやりたいだけですから。本日も殺し文句のオンパレード・・・これはまたとんでもない愛ですな(汗)